デビューアルバム「Non-fiction」で度肝を抜かせてくれた彼らの
2002年発売の2ndアルバム「What is it ?」を今日は紹介。
ホワット・イズ・イット?(CCCD) | |
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はてさて、彼らの持ち味は「全ての音を人間の声のみで表現」というわけで、ざっくばらんにいうと音真似系コーラスグループ。
CDを聞くと「ホントに人の声?」と疑わんばかりの音色が腐るほど出てくる。
いつぞやのボイパブームを思わせる
「言われないと人の声とわからない」的現象を
究極まで高めたアルバムと言ってよいでしょう。
楽曲も同じブラックソウル系グループのTAKE6より
グルーヴ感があり、何よりキャッチャーです。
ただ、Youtubeにある彼らのライブ動画をいくつか見てみましたが、
正直CDほどクリアじゃないし、精度も低い。
となるとCDにする段階で、ある程度音色の加工を施しているのでしょう。
何より、現実、管理人が聞いた限りでは楽曲重視で
アカペラ特有のぞわぞわ来る感は皆無。
無加工です!ってのならまだしも、結局は加工しちゃうわけだから、そうなると大人しく楽器使えば?と思ってしまいます。
これは近年のリアルグループにも同じ事が言える。
もっとも彼ら自身アカペラグループという自覚はなく
「ヴォーカルバンド」という呼称を使っているみたいで、
管理人がレビューする資格すらも本来無いのかもしれませんが。
8曲目「More Than Words」が一番良いよなぁ、
とか思ってしまうのは管理人の感度が悪いのですかね。
デビューアルバム「Non-fiction」はかなりオススメ。
オススメ度:★★★★★☆☆☆☆☆
音真似の精度は↓みたいな感じですよ